児童養護施設「遙学園」では、保護者の病気など何らかの事情で、家庭での養育が困難であったりする2歳から18歳までの子どもたちが生活しています。
施設は幼児から小学校中学校までが生活する家庭的な雰囲気を大切にしている<ホーム棟>と、小学校高学年から高校生までが生活し友達同士の関係を大切にした<大舎棟>に分かれており、子どもたちの成長を見守っています。
主に高学年から高校生までの子どもたち男女それぞれ34名ずつが生活しています。
居室は二人部屋が中心で6部屋は1部屋になっています。近い将来訪れる自立に向けて、洗濯や部屋の整理整頓はもとより自分をコントロールする力や自分のペースで生活する力を身につける事を目標としています。
主に2歳から低学年までの子どもたちが生活しており、14人で1グループとなっています。小さな子どもたちには、より家庭的な関わりを目指して『おはよう』から『おやすみ』までを同じ場所で過ごし、子どもたちにとって安心できる環境作りを目指しています。また、職員とのより密接で個別的な関わりを通して愛着関係の形成をはかっていくことも目標としています。